毎月やってくる生理。ひとりでもつらいものですが、レズビアンカップルの場合はふたり同時にしんどくなることもありますよね。イライラしてお互いにぶつかってしまったり、疲れて何もする気が起きなかったり。そんなときだからこそ、穏やかに過ごすために心がけていることがあります。
レズビアンカップルの「生理中あるある」
現在、私は付き合って8年になる同性パートナーと同棲しています。同棲期間が長いため、生理中のお互いのパターンもすっかり把握してきました。とはいえ、毎月のように起こるイライラやすれ違いは、慣れたつもりでもなかなか完全には避けられません。
レズビアンカップルの宿命? 周期がシンクロ、ふたり同時にダウン

生理周期がシンクロするのは、レズビアンカップルの「あるある」かもしれません。
最初はお互いに生理周期が被っていなかったのに、気づけば同じタイミングで生理がくるように。数か月経つと、少しずつ周期がずれていき、いつの間にかまた周期が重なって・・・・・・その繰り返しです。
私もパートナーも生理が重いタイプなので、ふたり同時に生理が来てしまうと、なかなか家事が進まず、散らかった部屋を眺めながら、ただ横になるしかない日もあります。
お互いに支え合いたい気持ちはあっても、体がついてこない。そんな無力さに、ため息をつくことも少なくありません。
イライラのぶつけ合いでケンカが増える
生理になると、私もパートナーも、ちょっとしたことでついイライラしてしまいます。
たとえば、生理周期が重なったとき、サニタリーボックスが満杯のままだったり、ナプキンのストックが切れていたりすると「なんで私ばっかり片づけているの?」「どうしてナプキンがなくなっているのに補充しないの?」と、険悪な空気に。
普段なら気にならない小さなことが気になってしまい、相手を責めたくなるような気持になることもあります。
寝て食べてばかり
生理中はとにかく体が重く、ふたりともベッドとソファを行き来するだけの生活になりがちです。
家事もやる気が出ず、食事はコンビニやデリバリーで済ませて、あとはひたすら寝るだけ。
そんな自堕落な数日が続くと「そろそろ家事しなきゃ」と焦り、動こうとしますが、その無理がきっかけで、またイライラする・・・・・・という悪循環に陥ってしまいます。
「生理中はゆっくりしたい」という気持ちと「生活を回さなきゃ」という現実のはざまで、心も体も疲れてしまうのです。
生理中でも穏やかに過ごすために。レズビアンカップルの私たちが心がけていること
私とパートナーは女性同士なので、お互いに生理のつらさを理解し合える一方で、PMSや生理中の体調不良で、お互いにあたってしまうこともあります。そんな時期をできるだけ穏やかに乗り越えるために、私たちが普段から意識していることがあります。
「今日はしんどい?」と声をかけるだけで違う

生理中は体調が優れず、気分も不安定になりがちです。そんなとき、パートナーから「今日はしんどい?」と一言かけられるだけで、気持ちが軽くなるものです。
特別なケアや大きな行動ではなくても、ただ相手の状態を気にかける姿勢が伝わることで、安心感が生まれます。
体調を気づかう声かけがあると「つらいのに察してくれない」という不満を抱くことなく、素直に助けを求めやすくなります。
こうした日々の小さな声かけは、ふたりの関係をより穏やかに保つ大切な習慣です。
イライラしても「生理だから仕方がない」と意識する
生理前後はホルモンの揺らぎによって気持ちが沈んだり、些細なことでイライラしやすくなるなどの変化があらわれます。ときに日常生活に支障をきたすほどの症状であることは、医学的にも示されています。
心が不安定な自分に対して「自分ってどうしてこんなにダメな人間なんだろう」と落ち込み、イライラしている様子のパートナーをみて「どうしてそんなきつい態度なんだろう」と不満を抱くことも。
こんなとき、私たちは徹底して「今つらいのは、全部生理のせい」というスタンスを貫いています。
感情的になってしまう瞬間があっても、すかさず「これは生理が原因だ!」とジョークにして流すことで、怒りの渦に飲み込まずに済んでいます。
そうするうちに、イラつきや落ち込みも一過性のものだと捉えられ、自分もパートナーも責めずに受け流せるようになります。
レズビアンカップルの生理週間は「休む前提」で心地よく
自炊や洗濯などの家事を毎日こなしている私たちですが、生理中は無理せず、手を抜く前提で過ごしています。
“いつもと同じ” を求めず「今日は洗い物だけでいい」「掃除は後回しでOK」と妥協することが大切だと感じています。
生理のタイミングがシンクロしたときの大変さはもちろん、タイミングが違ったとしても、毎月最長で月の約半分(2人それぞれ1週間ずつ)は、どちらかが体調をコントロールしにくい状態に陥るわけです。
どちらかが生理のときは、普段相手が担当している家事を代わったり「今日のご飯はデリバリーにしようか」と誘ったりして、相手の身体と心への負担が少しでもなくなるように心がけています。
このように、生理中は無理をせずに協力し合いながら過ごすようになってからは、お互いにストレスがかなり減りました。
レズビアンカップルふたりでできる生理対策。実践してよかったこと
生理中は、お互いを気づかったり、サポートしたりすることも大切ですが、そのほかにも心身をいたわる工夫をしておくことで、つらい期間をより快適に過ごすことができます。
生理用品のストックを常に多めに

生理用品は、必要なときに安心して使えるよう、普段から少し多めに準備しておくと心強いです。
私たちは生理期間が被ってしまうことも珍しくないので「買いすぎかな?」と思うぐらい余分に買っています。
また、生理用品のほかに、冷凍食品のストックやレトルト食品なども用意しています。そのおかげで、体調が優れないときでも無理なく過ごせています。
月経管理アプリでお互いの周期を共有。レズビアンカップル向けのアプリも活用
以前は私もパートナーもピルを飲んでいましたが、体に合わなくなってしまったため、今は服用していません。
ピルを服用していた頃は、生理周期が安定していてタイミングも分かりやすかったのですが、服用を止めてからは、生理周期を正確に把握することが少し難しいと感じるように。
そこで、私たちは月経管理アプリでお互いの周期を共有するようになりました。現在、使っているのは「ルナルナ」です。
最近は、レズビアンカップルをはじめ同性カップル向けにも設計された「Towaly」という月経管理アプリも登場しているので、そちらもチェックする予定です。
アプリを活用することで、パートナーの状態をきちんと理解しやすくなり、レズビアンカップルでも生理期間が重なったときの準備や体調管理がスムーズに行えています。
これからも、お互いの心と体に寄り添いながら、無理のないペースで過ごしていけたらと思っています。
■参考情報
・ルナルナ ブランドサイト
・PR TIMES「同性女性カップルでも使える生理・体調共有機能が「 Towaly(トワリー)」に登場。パートナーとの新しい支え合いのかたち」
・Towaly(トワリー) | 夫婦・家族、カップルの円満を手助けするアプリ



