NOISE ライター投稿型 LGBT情報発信サイト
HOMEすべての記事 交際8年の同性カップルが語る「長続きのコツ」! 同棲生活で意識していることは?

Writer/遥

交際8年の同性カップルが語る「長続きのコツ」! 同棲生活で意識していることは?

同性カップルのなかには「同棲したいけど、関係を続けられるか不安」と感じる方もいるのではないでしょうか? 今回は同棲8年目の同性カップルである私たちが、関係を長続きさせるために意識している工夫や心がけを、リアルな体験談とともにお伝えします。

交際8年の同性カップルが語る “同棲生活のリアル”

私たちは交際8年のレズビアンカップルです。付き合ってすぐに同棲を始め、2025年で同棲8年目に突入しました。そんな私たちの、これまでの同棲生活を振り返り、同棲を続けてきた率直な感想を語りたいと思います。

同性カップルの私たち、付き合って3か月で同棲を開始

私たちは付き合って3か月で同棲を始めました。交際から1か月ですでに半同棲状態だったので、正式に一緒に暮らすまで時間はかかりませんでした。

とはいえ、それまで私は実家で暮らしていて、ひとり暮らしをしたことも誰かと同棲したこともなかったので、パートナーとの同棲に多少の不安はあったと思います。

ただ、「少しでも彼女と過ごす時間を増やしたい」「好きな人と一緒に暮らしてみたい」という気持ちが強くあり、その勢いのまま彼女の住むアパートに転がり込む形で同棲をスタートさせました。

「同棲」の選択に後悔なし!

結論として、パートナーとの同棲生活は思っていた以上に楽しく、毎日が充実しています。

同棲を始める前は「彼女と生活のペースが違ったらどうしよう」「自分の家事のやり方で相手に不満を抱かせないだろうか」という不安がありました。

しかし、実際に同棲を始めてみると、私もパートナーも朝方人間で、掃除・洗濯をしたい頻度も同じであることがわかり、不安はすぐに解消されました。

もちろん、生活スタイルがすべて一致しているわけではありません。暮らしのなかでお金をかけたい部分、出かけたい頻度、趣味の有無など、異なる部分はたくさんあります。

ただ、その違いによってお互いの関係が崩れることはありませんし、むしろその違いが、お互いの世界を広げるきっかけになっています。

自分にはなかった視点を学べるのも、パートナーと暮らす醍醐味のひとつです。

交際8年の同性カップルでも、同棲中にケンカやすれ違いはある

基本的にケンカをしない私たちですが、それでも同棲中に険悪ムードになることはあります。

家事の負担がどちらかに偏っていたり、仕事が忙しくて会話が少なくなっていたりと、原因はさまざまです。

しかし、よほど余裕がないときを除いては、日々の心がけでケンカやすれ違いは防げています。もし険悪な雰囲気になっても、工夫次第でお互いの不満を解決できると、同棲生活で学びました。

続けて、私たち同性カップルが心地よく過ごすために意識していることを深堀りしていきます。

同性カップルが同棲生活を長続きさせるための「生活面のコツ」

同棲生活を円満に長く続けるためには、家事の分担や金銭管理など、決めておくべきことがたくさんあります。同棲8年目の同性カップルの私たちが実践してきた、心地よく暮らすための生活面のコツをお伝えします。

同性カップルの同棲、家事や役割分担は「固定」×「柔軟性」がカギ

私たちは基本的な役割分担(料理は私、片づけはパートナーなど)を決めつつも、体調や忙しさによって無理せずフォローし合うことを心がけています。

最初からすべてをキッチリ決めすぎず、必要に応じて分担を変えることで、ストレスをためずに暮らせるようになりました。

ちなみに、現在の家事分担は以下のような形です。

・私:食材の買い出し、料理、洗濯
・パートナー:食器洗い、ゴミ出し、電球の取り替えや洗濯槽の掃除
・共同:家全体の掃除

どちらかに家事の負担が偏ることがないように、「半々」の分担をベースにしながらも、状況に応じて柔軟に対応しています。

以前は相手が家事を代わってくれた際に、お礼をいうだけでしたが、ここ数年は翌日に自分が多めに引き受けるように意識しています。

こうすることで「自分ばかり家事をしている・・・・・・」と不満を抱くことなく、円満に過ごせるようになりました。

お金の管理は最初にルールを決めて「見える化」

同性カップルでも異性カップルでも、お金の管理は、同棲生活を送るうえで避けて通れないテーマです。私たちは同棲初期の段階で、家賃・食費・日用品などをどう分担するかを話し合い、スプレッドシートで家計簿を作り、お互いの収支を「見える化」しました。

ルールをあらかじめ決めて、お金のことをオープンにしておくことで、不満や誤解が生まれにくくなり、金銭面でのストレスを減らすことができています。

また、半年に1回 “収支報告会” をおこない、ふたりでお金の使い方を見直しています。

収支表を見ながら「ここ半年、買い物に使うお金が多かった」「貯金が〇〇円になった」などを報告し合い、お互いの金銭感覚をすり合わせたり、これからの使い方について前向きに話し合ったりすることで、お金の不安が以前よりも少なくなったように感じます。

同性カップルが同棲で心がけている「心の距離感」の保ち方

長く一緒にいるためには生活面での工夫も必要ですが、“ちょうどいい距離感” も大切です。8年近く同棲を続けてきた私たちが実践している、心の距離感の保ち方をお伝えします。

こまめな感謝と愛情表現を忘れない

一緒にいる時間が長くなるほど、「いわなくても伝わるだろう」と思ってしまい、ついつい言葉足らずになってしまうことがあります。

しかし、「ありがとう」や「好きだよ」のひとことがあるだけで、大切にされていることを実感できるものです。

「相手が自分にしてくれたことにきちんと気づいて、感謝を伝える」「愛情を言葉やスキンシップで表現する」こうした小さな積み重ねが、信頼と安心を生み、関係を長く続ける土台になるのだと実感しています。

相手にすべてを理解してもらおうとしない

どんなに愛し合っていても、お互いのすべてを理解するのは不可能です。

理解できない部分があって当たり前であり、自分とパートナーは「違う人間だ」と割り切ることも、関係を続けるうえで大切だと思います。

付き合いの長い私たち同性カップルも価値観や趣味、仕事観など、お互いに理解しきれない部分があり、理解し合えず消化不良になることも少なくありません。

そんなときは気の合う友人と話したり、趣味の合う友人と出かけたりと、パートナー以外の人との時間を作るようにしています。

パートナー以外の居場所を作り、そこで自分を理解してもらうことで、パートナーに「すべてを理解してもらいたい」という気持ちを押しつけずに済んでいます。

自分の理解者はパートナーだけ・・・・・・と決めつけずに、友人や周囲の人を頼ることが、穏やかな関係を保つ鍵になると思います。

付き合いの長い同性カップルが同棲生活で気づいた “ユーモア” の力

パートナーと一緒に暮らすなかで、ときには意見が食い違ったり、日常の些細なことで少しピリついた空気になったりすることもあります。

しかし、そんなときこそ冗談を交わしたり、お互いのやらかしを笑い飛ばしたりすることで、どんな問題も軽く流せることに気づきました。

ユーモアはお互いの気持ちを軽くし、心をリセットさせてくれる魔法のような力を持っていると感じています。

今後も、完璧を求めすぎず、すれ違いや違いさえも笑い合える関係を築いていきたいと思います。

 

RELATED

関連記事

ロゴ:LGBTER 関連記事

TOP