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Writer/shu

恋愛的に「好き」かわからないけど「NO」とは言えない。クワロマンティックなりの告白への返事

クワロマンティックは「他者に抱く好意的な感情が、恋愛感情か否かを区別できない(区別したくない)」恋愛的指向です。そんなわたしは、人生で一度も「好き」「付き合ってください」と告白されたことがありません。でも、ときどき考えるんです。もしも告白されたら・・・・・・。今回記事にした感覚は、クワロマンティック由来ではないかもしれませんが、誰かからの告白にわたしはどんなふうに返事をするんだろう。

クワロマンティックは、告白にどう返事したらいい?

「好き」の形を決められないクワロマンティックがもし「告白」されたら、どう返事をすればいいのか、わたしになりに向き合ってみました。

クワロマンティック的には、人として「好き」なら相手の気持ちに応えたい

告白って、するだけでとても勇気のいることだと思います。そう思うと、わたしはその気持ちを無下にはできません。

「こんなに勇気を出して言ってくれたんだ」って思うと、うれしいし、ありがとうの気持ちでいっぱいになる気がします。そして、その気持ちに応えたい思いも出てきちゃう気がするんです。

クワロマンティック的には、たとえ相手を「好き」だとしても、それが恋愛的なものかどうか、自分でもよくわからないんです。

だから、相手が「恋愛的に好き」と言ってくれても「私も好きだよ」って100%の自信を持って言えないんです。恋愛的な気持ちがあるかもしれないし、ないかもしれない・・・・・・。

でも、少なくとも「人としては好き」だから、相手の好意に応えたいな〜と思ってしまうのがクワロマンティックのわたしの正直な気持ちなんです。

この「好き」は恋愛的? それとも・・・・・・

ひとくちに「好き」と言っても、それが恋愛感情なのか、人としてなのか、揺れ動いてしまうのがクワロマンティックです。

「恋愛的に好き」が何%かは入っているかもしれないけど、それってどうやったら確かめられるのかわかりません。もはや「考えなくてもいっか」「はっきりさせなくてもいいよね」って気持ちになっちゃったりもします。

恋愛感情かどうかを言葉にしてみることにも意味はあるけれど、すべてをはっきりさせなくてもいいんじゃないか。そんなふうにわたしは思うんです。

「人として好き」と「恋愛的に好き」のズレってどうなる?

「人として好き」と「恋愛的に好き」の行き違い

わたしの「好き」は
・人として好き
・人として大切におもう

という気持ちからくるものです。

でも、相手の「好き」が「恋愛的に好き」からくるものだったら、二人の間では気持ちのズレが生じていることになります。同じ「好き」という言葉でも、意味合いが違うということです。

もし「どんなふうに好き」かを言わずに「わたしも好き」と返事をしたら、相手は「恋愛的に好き」という意味で受け取るでしょう。

それって大丈夫?
いや、大丈夫じゃないよね。
じゃあどうしたらいいんだろう?

恋愛か友情わからないけど、あなたのことは好き

どうしたらいいんだろう?
その1つの答えとして「包み隠さず伝えてしまう」という選択肢があると思います。

クワロマンティックは、恋愛か友情かをきっちり分けられません。
でも相手のことを「好き」なのは確かだとしたら。

「恋愛感情かはわからないけど、あなたのことは好き」って言いたいんです。
ダメでしょうか。

だって、大切に思う気持ちに嘘はありませんから。

クワロマンティック的に恋愛的告白をどう受け止めるか

クワロマンティックであるわたしの「好き」は、恋愛と友情という境目があるような、ないようなエリアを、あてもなくぐるぐる回っているような感覚です。

YESとNOとの間で揺れ動く、告白に対するクワロマンティックの気持ち

昨日まで「人として好き」の気持ちだったけど
今日のこの感じって、もしかしてちょっと恋愛感情なのかなって思ったり。

でも次の日には、やっぱり違うかもと思ったり。
そんなふうに、自分の心のことなのにつかみきれないまま揺れ動いているんです。

だから、相手からの恋愛的な告白の返事として「YES」と言ったら、気持ちを盛っている気がするし、かといって「NO」と言ったら、告白してくれた相手に嘘をついている気もしてしまうんです。

どれだけ考えても、わたしはやっぱり「YES」と返事をするだろう

どれだけ考えても、やっぱり「NO」と伝えることはわたしにはできません。
だって、人として好きだと思っている相手から告白されたら、きっとうれしいから。

恋愛感情かは別として、そんな人には正直な気持ちで応えたいんです。

こんなふうに考えているだけで、なんだか涙が出てしまいそうです。

「恋愛的な意味かどうか自分でもわからないけど、あなたのことは好き」
「〇〇なところを尊敬しているし、〇〇するところが魅力的で、素敵だと思っている」

って、できるだけ言葉を尽くして返事をしたい。

と思ってはいるものの、いざとなったら伝えることは難しそうです。

今回、記事としてまとめた気持ちや感覚が、わたしがクワロマンティックであることと、関係があるのかはわかりませんが、これからも、こうやって迷いながら生きていくのかもしれません。

なかなか理解されないかもしれないけれど、誰かを大切におもうわたしの気持ちは本物だと信じています。

 

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